導入事例
主な適用分野
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SIMUL8は、製造業(自動車、部品、金属、化学薬品等)、ゼネコン(土木、建設、建築)、家電メーカー、コンピュータメーカー、ヘルスケア(病院)、サプライチェーン・ロジスティック、教育機関など様々な分野・業界で利用されています。
下記に、一部の事例を紹介します。
映画館
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映画館の人の流れ、要員管理の最適化のシミュレーションの例。
映画館(シネマコンプレックスなど)での駐車場、ロビー、売店、チケット売場、入口(もぎり)の配置、観客の流れ、待ち行列、必要なサービスの要員をシミュレートし、配置設計の最適化を図ります。
空港
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空港をはじめ、鉄道、道路の車両、乗客、要員管理などの最適化をシミュレーションすることができます。
空港のチェックインカウンタ、X線荷物透視、及び要員の数、配置、乗客、手荷物などの運搬の流れからシミュレートし最適化を図ります。
空港出発ロビーの例では、乗客がチェックインカウンタに荷物を預け、搭乗するまでの流れからモデルを作成しシミュレーションしたものです。
乗客は入口から、荷物を預ける人と、手荷物のみの人に分かれてチェックインカウンタのサービスを受けます。
また、荷物を預ける時と搭乗口前で、X線透視検査を受けます。
シーズンや時間帯によって混み具合の変動がありますので、チェックインカウンタのブースの数やX線透視検査の数をシミュレートし乗客の待ち行列を出来るだけ短くなるように最適化を図ります。
(もし、最適化なされていないとロビーは乗客であふれ、搭乗に間に合わなかったり、逆にサービス担当者が多すぎるとコストが増大します。)
このモデルでは、チェックインカウンターが10列ありますが、それらをまとめてサブウインドウで定義し見やすくしています。
土木、建築の建築資材、運搬機器、要員管理などの最適化の例
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高価な土木建築機器を最も有効に活用するため、土木建築機器の処理能力、資材運搬の流れ、作業要員の配置などをシミュレートし最適化を図ります。
また、土木工事では、トラックの積載能力/台数、運搬ルートの車線数、信号の点滅のタイミング、車両スピードなど、きめ細かなシミュレーションが行えます。
製造ライン
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製造ラインの設計及び工程管理、要員管理などの最適化をシミュレーションすることができます。
生産機器の生産能力、稼働率、故障復旧時間、各ラインの速度、配置要員、段取替えをシミュレートし最適化を図ります。
また、倉庫内の配置、ピッキング、パッキング、ローディング、車両の移動、要員配置などの配送をシミュレーションし最適化を図ります。