製品概要
Netop OnDemandは、サポート対象PCが不特定多数でユーザーを特定しにくいシーンでのリモートサポートに最適なソフトウェアです。
インターネット(WebConnect/Portal)を中継して、ゲスト(リモート操作する側)から、ホスト(リモート操作される側)を遠隔操作することができ、ヘルプデスク、コールセンター、サポートデスクなどを支援します。
* サポート対象が決まっていて、いろいろな機能を利用したい場合は、オプションの豊富なインストールベースのNetop Remote Controlもご検討ください。
特長
操作される側(ホスト)のPCに対して、ソフトウェアを事前にインストールする必要はありません。
リモートサポートを行う際に、下記の手順で作業するだけで簡単にWeb Connectサーバー経由でリモート操作が開始されます。
・ホストPCへの事前インストールが不要
・650kb程度のプログラムをダウンロードし、実行すると、自動で展開
・遠隔サポート終了後はプログラムを自動的に削除
・ヘルプデスク担当者数でライセンス数をカウント
ヘルプデスク担当者がユーザの画面にアクセスするには、必ずユーザー側の許可が必要な仕組みです。
通信の暗号化など、ヘルプデスクに必要なセキュリティ機能が搭載されています。
■操作ステップ
Netop OnDemandは、以下の手順によって、ユーザーをサポートすることができます。
必要な操作は、以下の5ステップのみでリモートサポートが完了します。
1 サポート要求(電話またはNetopホストモジュールをその場で実行)
2 Netop OnDemand Host のダウンロード、実行
3 アクセスの承認
4 リモートサポート開始
5 終了
セキュリティと認証について
・高度な暗号化
エンドユーザとヘルプデスク担当者の間の接続には 256-bit AES暗号化、256-bit SHA HMACを用いた整合性チェック、2048-bits Diffie-Hellman鍵交換 を使用しています。
・ユーザによる接続の許可
エンドユーザーは、ヘルプデスク担当者が PCにアクセスすることを接続の前に許可する必要があります。
エンドユーザーはヘルプデスク担当者の操作を見て、不適切な操作があった場合にはアクセスを強制的に切断することができます。
・認証
Netop WebConnect を通して、ヘルプデスクセンターへの不正なアクセスを防ぐために、WebConnect への接続コードがあり、エンドユーザーとヘルプデスク側での情報が一致することが必要です。
・緊急時の接続切断
エンドユーザーはキーボード操作だけで、 いつでも接続を切断することができます。
・豊富なイベントログ
ヘルプデスク担当者は 接続中の操作をログに保存することができます。
ログには100種類以上の Netop イベントが 含まれます。ログはローカルファイル、Netop セキュリティーサーバー、Windowsイベントログ、 または SNMP が稼動するサーバーに保存することができます。
・セッション レコーディング
エンドユーザーのPCで行われたすべての操作は ヘルプデスクセンターに保存し、後から再生することができます。
保存した操作は、トレーニングや品質監査、およびサービスマニュアルの作成に利用することができます。