モジュール構成
Netop Remote Controlは、2つの主要なモジュール、ゲストおよびホストモジュールから構成されます。
ゲストモジュール
操作する側のモジュール。自分のコンピュータ(あるいは、リモート操作を扱うコンピュータ)にインストールします。
■ゲスト画面例
ホストモジュール
操作される側のモジュール。リモートコントロールしたいコンピュータにインストールします。
■ホスト画面例
■接続方法
・同一ネットワークの場合:同じネットワーク内であればソフトをインストールするだけで接続ができます。
・社外端末の場合:Netop WebConnectを使用して接続します。Netop WebConnectは、インターネットを経由して、離れた地点の端末に接続する橋渡しをします。
■オプションモジュール
ゲストおよびホスト以外のモジュールは、お客様の環境にあわせ、必要に応じてご利用いただくモジュールです。
ゲートウェイサーバー
異なるプロトコル間でのNetop Remote Controlトラフィックの転送やTCP/IPネットワークにて外部ネットワークと内部ネットワークの転送に必要となる拡張ホストモジュールです。
セキュリティサーバー
Netop Remote Controlのセキュリティとログを集中管理するための拡張ホストモジュールです。
Netop Remote Control Portal (英語サービス)
Netop Remote Control Portalは、開発元のNetop社が管理するクラウドのポータルサーバーを利用したサービスで、世界中のどこからでも、安全にNetop Hostをリモートコントロールすることができます。
Windows版
Windows版は、Netop Remote Controlの全機能を利用できるフルバージョンです。Windows同士はもちろん、MacやLinuxとも接続できるマルチプラットフォーム対応の接続ツールとして利用いただけます。
主機能は、名前のとおり遠隔地にある端末への接続と制御ですが、画面情報やキーボード、マウス操作以外にもファイルやメッセージのやり取りを安全に行うことができます。
直観的に利用できるアイコンメニュー
リモートコントロール
広範なプラットフォームをサポートする高品質のリモートコントロール機能。高パフォーマンスの画面取得が可能。サービス・レジストリ・タスク・イベントログ・共有・システム状態の制御等、多彩な遠隔管理が可能。
画面共有・監視
ゲストからホストへ遠隔で画面を共有することが可能。サポートや説明のために画面をホストに提示し、画面監視にも最適。
ファイル転送
ドラッグ・ドロップで簡単にファイル転送可能なツール。分割された見やすい画面でクラッシュ時の復旧機能と差分転送も可能。簡単なスクリプトでインベントリなどのファイル転送を自動化。
チャット
テキストチャット、音声チャット、ビデオチャット機能で、ゲストとホスト間で画面をリモートしながらリアルタイムなコミュニケーションが可能。
インベントリの取得
リモートコンピュータのハードウェア・ソフトウェア情報を取得可能。トラブルシューティング時をサポート。
操作ロック
ホストのマウスとキーボードの入力を制限することが可能。
マーカー
ホストの画面上に線を引いたり、文字を表示可能。
マルチゲストセッション
複数のゲストがホストに同時接続し、画面閲覧・操作が可能。
ブランクディスプレイ
ホスト機の画面をブランク状態にすることが可能。
ヘルプリクエスト
ホストからゲストに対してヘルプ要望を送信することが可能。返信の際にはゲストからリッチテキスト形式でポップアップメッセージを送信可能。
イベントログ・記録
ローカルファイル、Windowsイベントログなどログの保存先を指定可能。リモート操作中にホスト上での画面操作をファイルに記録可能。
コマンドの実行
遠隔でログオフ、再起動、シャットダウン、コンピュータをロック、WakeOnLAN、Ctrl-Alt-Delなどのリモート実行が可能。
セキュリティ・パスワード
全てのゲストユーザーにデフォルトのパスワードを設定することが可能。
各ユーザー毎に個別のゲストID、パスワードの設定や、保守パスワード機能を利用し、ゲストおよびホストの環境設定をパスワードで保護することも可能。